グリストラップ清掃にかかる費用とは?主なコストの内訳を解説

グリストラップ清掃にかかる業者費用・洗剤や道具代・廃棄処分費・人件費の内訳を解説する図解

グリストラップの清掃費用を調べると、「1回数千円」「1万円から」「大型設備は数万円以上」など、さまざまな金額が表示されます。

料金に大きな幅があるのは、グリストラップ清掃の内容が店舗ごとに異なるためです。

バスケットの食品残さを取り除くだけの作業と、全槽の油脂・汚泥を吸引して処分する作業では、必要な人員、時間、車両、処分費が大きく変わります。

また、グリストラップ本体だけを清掃するのか、下流の排水管まで高圧洗浄するのかによっても費用は異なります。

提示された見積金額だけを比較すると、必要な作業や廃棄物処理が含まれていない業者を選んでしまう可能性があります。

この記事では、グリストラップ清掃にかかる主な費用の内訳、料金が変わる条件、自社清掃と業者清掃の違い、見積もりで確認したい項目、清掃コストを抑える方法を分かりやすく解説します。

グリストラップ清掃費用の考え方

グリストラップ清掃の費用は、主に次の要素で構成されます。

  • 清掃作業にかかる人件費
  • 吸引車や清掃機器などの使用料
  • 油脂・汚泥の収集運搬費
  • 回収物の処分費
  • 車両の出張費や駐車料金
  • 夜間・早朝・休日の割増料金
  • 排水管の高圧洗浄費
  • 詰まりや逆流への緊急対応費

つまり、グリストラップ清掃費用は、単なる「槽内を洗う料金」ではありません。

回収した油脂や汚泥を適切に運び、処理するところまで含めて考える必要があります。

グリストラップ清掃の費用相場

グリストラップ清掃には全国共通の一律料金がありません。

公開されている清掃業者や比較サービスの料金情報では、小規模な飲食店の全槽清掃は、1回あたり1万~3万円前後で案内されている例があります。

中型や大型の設備、汚泥量が多い店舗、複数基を清掃する施設では、それ以上になる場合があります。

清掃内容費用の考え方注意点
バスケットの簡易清掃作業時間や訪問回数によって変わる通常は店舗で毎日行う内容
浮上油脂の回収油脂量、回収頻度、処分方法で変わる処分費が別途の場合がある
小型設備の全槽清掃1万~3万円前後で案内される例がある地域・容量・汚れにより大きく異なる
中型・大型設備の全槽清掃作業人数、吸引量、車両で変わる現地確認後の見積もりになる場合が多い
排水管高圧洗浄配管の長さ、口径、詰まりの程度で変わるグリストラップ清掃とは別料金の場合がある
緊急詰まり対応訪問時間、作業内容、機材で変わる夜間・休日は割増になる場合がある

上記はあくまで一般的な考え方です。

実際の料金は、店舗の所在地や設備条件によって異なるため、同じ作業範囲で複数の業者から見積もりを取りましょう。

費用の内訳1:日常清掃にかかる人件費

バスケットの食品残さや水面の油脂は、店舗スタッフが日常的に清掃するのが基本です。

外部への支払いがないため無料に見えますが、実際にはスタッフの作業時間が発生しています。

例えば、1回の確認と清掃に15分かかり、毎日実施する場合、1か月では相当な作業時間になります。

人件費として考えるときは、次の時間を含めて計算します。

  • 清掃道具や保護具を準備する時間
  • 蓋を開けて内部を確認する時間
  • 食品残さや浮上油脂を回収する時間
  • バスケットや内部部品を洗う時間
  • 回収物を分別・保管する時間
  • 清掃後に周辺を洗浄する時間
  • 清掃記録を記入する時間

日常清掃費用の計算例

次の計算式を使うと、店舗内で行っている清掃の人件費を把握できます。

1回の作業時間 × 実施回数 × 1時間あたりの人件費

仮に、1回15分、月30回、1時間あたりの人件費を1,500円として計算すると、次のようになります。

0.25時間 × 30回 × 1,500円 = 11,250円

この場合、外部業者へ支払っていなくても、月に約11,250円相当の人件費がかかっている計算です。

実際には、社会保険料、制服、採用・教育費なども含めた時間単価で考えると、さらに高くなる場合があります。

費用の内訳2:業者による清掃作業費

業者による清掃作業費には、現地で作業するスタッフの人件費と、清掃機器の使用料などが含まれます。

主な作業内容は次のとおりです。

  • バスケット内の食品残さの回収
  • 水面に浮いた油脂の回収
  • 槽底にたまった汚泥の吸引
  • 仕切り板やトラップ管の取り外し・清掃
  • 槽内壁面に付着した油脂の除去
  • 内部部品の破損や不足の確認
  • 清掃後の排水確認

同じ「グリストラップ清掃」という表記でも、業者によって作業範囲が異なります。

槽内の吸引だけで終了する場合もあれば、部品洗浄や周辺清掃まで含む場合もあります。

見積書では、どこまで清掃するのかを確認してください。

費用の内訳3:吸引車や清掃機器の費用

槽底の汚泥が多い場合や、大型のグリストラップでは、バキューム車や吸引機器が使用されます。

車両や機器の使用料は、清掃費用へ影響する項目です。

次の条件がある場合、費用が高くなる可能性があります。

  • 大型の吸引車が必要
  • グリストラップから車両までの距離が長い
  • ホースを長く延長する必要がある
  • 地下や高層階など作業場所への搬入が難しい
  • 複数の設備を清掃する
  • 槽が深く、通常の清掃道具では届かない

費用の内訳4:汚泥・廃油の収集運搬費

グリストラップから回収した油脂や汚泥は、清掃場所から処理施設まで運ぶ必要があります。

この運搬にかかる車両費、燃料費、人件費などが収集運搬費です。

収集運搬費は、次の条件によって変わります。

  • 回収する油脂・汚泥の量
  • 店舗から処理施設までの距離
  • 使用する車両の種類
  • 1回の訪問で回収する設備数
  • 店舗周辺の道路状況
  • 車両を駐車できる場所の有無

見積もりが安く見えても、収集運搬費が別途請求される場合があります。

作業費に含まれているか、必ず確認しましょう。

費用の内訳5:油脂・汚泥の処分費

回収した油脂や汚泥は、適切な方法で処理しなければなりません。

処分費は、回収物の量や性状、処理施設、地域などによって変わります。

清掃業者へ依頼する場合は、次の項目を確認してください。

  • 処分費が見積金額に含まれているか
  • 重量または容量による追加料金があるか
  • 回収量が想定を超えた場合の単価
  • 収集運搬と処分を行う事業者
  • 必要な許可や処理記録への対応
  • マニフェストの発行・管理方法

産業廃棄物の処理を外部へ委託する場合、排出事業者には、廃棄物が最終処分まで適切に処理されたことを確認する責任があります。

料金だけでなく、適正な処理を行う業者かどうかも重要な選定基準です。

費用の内訳6:排水管の高圧洗浄費

グリストラップの清掃と、下流の排水管清掃は別の作業です。

グリストラップをきれいにしても、すでに排水管内へ油脂が付着している場合は、排水不良や悪臭が改善しないことがあります。

排水管の高圧洗浄費は、主に次の条件で変わります。

  • 洗浄する配管の長さ
  • 配管の口径
  • 配管の曲がりや分岐の数
  • 油脂や汚泥の付着量
  • 作業口の位置
  • 屋内・屋外などの作業環境
  • 高圧洗浄車の使用可否

見積書に「グリストラップ清掃」とだけ書かれている場合、排水管洗浄が含まれているとは限りません。

費用の内訳7:夜間・早朝・休日料金

飲食店では、営業中にグリストラップを清掃できないため、閉店後や開店前に作業を依頼することがあります。

通常の営業時間外に作業する場合、夜間・早朝・休日の割増料金が発生することがあります。

確認したい項目は次のとおりです。

  • 通常料金が適用される時間帯
  • 夜間・早朝の割増率
  • 土日祝日の追加料金
  • 最低作業料金
  • 作業時間が延長した場合の料金

複数店舗を運営している場合は、各店舗の作業時間をまとめることで、出張費や割増料金を抑えられる可能性があります。

費用の内訳8:緊急対応費

排水が流れない、汚水が逆流した、グリストラップからあふれたといった場合は、緊急対応が必要になります。

緊急対応では、通常の清掃費に加えて次の費用が発生する場合があります。

  • 緊急出動費
  • 夜間・休日の割増料金
  • 排水管の詰まり除去費
  • 高圧洗浄費
  • 汚水の回収費
  • 床や厨房設備の清掃・消毒費
  • 破損部品の交換費

さらに、営業を止める必要があれば、清掃費以外に売上損失も発生します。

定期清掃費を削減しすぎた結果、緊急対応費や休業損失が大きくなるケースには注意が必要です。

費用が高くなりやすい条件

条件費用が高くなる主な理由
設備容量が大きい回収量と作業時間が増える
油脂や汚泥が大量にたまっている吸引量、処分量、清掃時間が増える
長期間清掃していない油脂が固着し、通常作業では落ちにくい
地下や狭い場所に設置されているホース延長や搬出作業が必要になる
店舗と車両を離して停める必要がある機材の運搬や作業準備に時間がかかる
夜間・休日に作業する時間外料金が加算される
配管詰まりが発生している高圧洗浄や詰まり除去が追加される
複数基を別々の日に清掃する出張回数や車両費が増える

自社清掃と業者清掃の違い

グリストラップ清掃は、すべてを業者へ任せる方法と、日常清掃を自社で行い、汚泥吸引などを定期的に業者へ依頼する方法があります。

比較項目自社清掃業者清掃
主な対象バスケット、浮上油脂、簡易的な部品清掃全槽、槽底汚泥、大量の油脂、排水管など
費用スタッフの人件費と道具代作業費、運搬費、処分費など
実施しやすさ毎日確認しやすい予約や作業時間の調整が必要
大量の汚泥への対応難しい場合がある吸引機器や車両で対応可能
廃棄物処理店舗側で適正な方法を確認する必要がある契約内容に基づき収集運搬・処分を依頼できる
設備点検日常的な目視確認が中心部品や排水状態を専門的に確認できる場合がある

費用を抑えるには、日常清掃を店舗で行い、自社対応が難しい範囲を定期的に業者へ依頼する方法が現実的です。

見積もりを依頼するときに伝える情報

業者へ正確な見積もりを出してもらうため、次の情報を伝えましょう。

  • 店舗の所在地
  • 業態と1日の食数
  • グリストラップの容量や寸法
  • 屋内・屋外などの設置場所
  • 設備の基数
  • 前回清掃した時期
  • 油脂や汚泥のたまり具合
  • 排水不良や悪臭の有無
  • 車両を停められる場所
  • 作業を希望する曜日と時間
  • 排水管洗浄の希望

グリストラップの全体写真、内部写真、銘板、設置場所から駐車場所までの写真を送ると、見積もりの精度が上がる場合があります。

見積書で確認したい項目

確認項目確認する内容
清掃範囲バスケット、全槽、部品、周辺、配管のどこまで含むか
作業人数何人で何時間作業する予定か
回収量見積料金に含まれる油脂・汚泥の量
収集運搬費基本料金に含まれているか
処分費込みか別途か、超過時の単価はいくらか
出張費距離や地域による追加料金の有無
時間外料金夜間・早朝・休日の割増
追加作業配管洗浄や詰まり対応の料金
処理記録マニフェストや作業報告書への対応
キャンセル条件日程変更やキャンセル時の料金

安い見積もりで注意したいこと

見積金額が安いこと自体は問題ではありません。

ただし、比較する際は、作業内容と条件をそろえる必要があります。

次のような見積もりは、内容を詳しく確認しましょう。

  • 「一式」としか記載されていない
  • 処分費が含まれているか分からない
  • 回収できる量の上限が書かれていない
  • 配管洗浄の有無が不明
  • 夜間料金や出張費の記載がない
  • 作業後の追加料金の条件が分からない
  • 廃棄物の処理方法について説明がない

最初の提示金額が安くても、当日に追加料金が発生すれば、総額が高くなる可能性があります。

単発契約と定期契約の違い

単発契約

必要なときだけ清掃を依頼する方法です。

契約の自由度が高い一方、清掃時期の管理を店舗側で行う必要があります。

長期間依頼を忘れると、油脂や汚泥が増え、1回あたりの費用が高くなる可能性があります。

定期契約

毎月、2か月ごと、四半期ごとなど、決めた間隔で清掃を依頼する方法です。

定期的に汚れを除去するため、1回あたりの作業量を安定させやすくなります。

契約前には、次の点を確認してください。

  • 年間の訪問回数
  • 1回ごとの作業範囲
  • 回収量の上限
  • 処分費の扱い
  • 緊急対応の料金
  • 契約期間と解約条件
  • 清掃頻度の変更が可能か

グリストラップ清掃費用を抑える方法

食品残さを排水へ流さない

食器を洗う前に、米粒、麺、野菜、肉などの食べ残しを取り除きます。

バスケットへ入る食品残さが減れば、清掃時間や汚泥量も抑えられます。

食器や鍋の油脂を拭き取る

油脂が多く付いた食器、フライパン、鍋は、紙などで拭き取ってから洗います。

グリストラップへ流れ込む油脂そのものを減らす方法です。

バスケットを毎日清掃する

食品残さを長期間残すと、崩れて細かくなり、槽底の汚泥を増やします。

日常清掃を続けることで、業者清掃時の回収量を抑えやすくなります。

浮上油脂をこまめに回収する

水面に浮いた油脂を放置すると、第2槽や第3槽、下流の排水管へ流れやすくなります。

油脂が固着する前に回収することで、清掃時間を短縮できます。

槽底の汚泥をためすぎない

汚泥を長期間放置すると、吸引量と処分量が増えます。

店舗の汚れ方に合った間隔で業者清掃を依頼しましょう。

複数社から同じ条件で見積もりを取る

「全槽清掃・処分費込み・平日日中」など、同じ条件で比較することが重要です。

金額だけでなく、作業範囲、回収量、処理方法も比較してください。

複数店舗の作業日をまとめる

複数店舗を運営している場合は、同じ地域の店舗を同日に清掃することで、出張費や車両費を抑えられることがあります。

緊急対応になる前に清掃する

定期清掃費を削減するために清掃間隔を延ばしすぎると、配管詰まりや汚水のあふれが発生する可能性があります。

通常清掃と緊急対応では、必要な費用が大きく異なります。

費用削減で避けたい方法

仕切り板を外して排水を速くする

仕切り板を外すと、油脂を浮かせる時間が不足し、排水管へ油脂が流れやすくなります。

トラップ管を外す

水面に浮いた油脂が流出口へ入りやすくなるため、清掃後は必ず正しい位置へ戻します。

熱湯で油脂を流す

油脂が一時的に液状になっても、下流の排水管で冷えると再び付着する可能性があります。

大量の洗剤で油脂を見えなくする

油脂が細かく分散すると、水面に見えにくくなることがあります。

しかし、油脂そのものがなくなったわけではなく、排水管へ流れる可能性があります。

無許可の処理や不適切な廃棄を依頼する

処分費を安くするために、不適切な方法で油脂や汚泥を処理する業者へ依頼してはいけません。

排出事業者側にも、適正処理を確認する責任があります。

清掃頻度と年間費用を把握する

グリストラップ清掃費を管理するには、1回の料金だけでなく、年間の総額を確認しましょう。

年間費用は、次のように計算できます。

日常清掃の年間人件費 + 業者清掃費 + 廃棄物処理費 + 配管洗浄費 + 緊急対応費

費用項目年間費用を把握する方法
日常清掃作業時間×回数×時間単価
定期業者清掃1回の料金×年間回数
処分費1回の処分費×年間回数
配管洗浄1回の料金×年間実施回数
緊急対応過去の発生回数と費用を記録する

年間費用を記録すると、清掃回数を減らした結果、緊急対応費が増えていないかも確認できます。

費用管理に清掃記録を活用する

清掃日と費用だけでなく、汚れの量も記録しましょう。

  • 清掃日
  • 担当者または業者名
  • 作業時間
  • バスケットの食品残さの量
  • 浮上油脂の量
  • 槽底汚泥の量
  • 作業費
  • 収集運搬費
  • 処分費
  • 追加作業の内容
  • 排水状態や悪臭の有無

毎回ほとんど汚れていない場合は、業者と相談して清掃頻度を見直せる可能性があります。

反対に、毎回大量の油脂や汚泥がある場合は、日常清掃や厨房での排出削減を改善する必要があります。

グリストラップ清掃費用に関するよくある質問

グリストラップ清掃は1回いくらですか?

小規模な飲食店の全槽清掃では、1回1万~3万円前後で案内されている例があります。

ただし、設備容量、回収量、地域、処分費、作業時間などで変わるため、現地条件に基づく見積もりが必要です。

見積金額に処分費は含まれますか?

業者によって異なります。

基本料金に含まれる場合と、回収した重量や容量に応じて別途請求される場合があります。

日常清掃をすれば業者は不要ですか?

バスケットや浮上油脂は店舗で清掃できますが、深い槽の汚泥、大量の回収物、下流配管などは専門業者が必要になる場合があります。

清掃費用は店舗とオーナーのどちらが負担しますか?

賃貸借契約や建物の管理規約によって異なります。

専用設備か共用設備かも含め、契約書や管理会社へ確認してください。

安い業者を選んでも問題ありませんか?

必要な作業と適切な廃棄物処理が含まれていれば、料金が安いこと自体は問題ありません。

作業範囲、処分費、追加料金、許可や処理記録への対応を確認しましょう。

排水管洗浄も一緒に依頼したほうがよいですか?

排水の流れが遅い、悪臭が続く、過去に詰まりがある場合は、下流配管の点検や洗浄を検討します。

グリストラップ清掃だけで改善するとは限りません。

定期契約のほうが安くなりますか?

定期契約で訪問予定を固定すると、単発依頼より料金が安定する場合があります。

ただし、年間総額、回収量、作業範囲、解約条件を確認して比較してください。

自社清掃の人件費はどのように計算しますか?

1回の作業時間、月の実施回数、スタッフの時間単価を掛けて計算します。

準備、片付け、廃棄、記録にかかる時間も含めましょう。

付着油脂の清掃時間を短縮する方法

グリストラップの清掃では、バスケットの食品残さ、水面の浮上油脂、槽底の汚泥を物理的に回収することが基本です。

これらを取り除いたあとも、槽の壁面、仕切り板、バスケット、トラップ管などには、油脂汚れが残ることがあります。

付着油脂が厚いほど、ブラシ洗浄や仕上げ作業に時間がかかり、人件費も増えます。

有限会社遊翔の「グリスとれ~る」は、アルカリによる石鹸水化作用を利用し、グリストラップや内部部品に付着した油脂汚れの除去をサポートする業務用洗浄剤です。

水面の浮上油脂、食品残さ、槽底の汚泥を排水管へ流すための製品ではありません。

これらを物理的に回収したあとの付着油脂清掃に使用する選択肢です。

自社清掃へ取り入れる場合は、洗浄剤の購入費だけで判断せず、作業時間、清掃回数、排水トラブルの減少などを含めて費用対効果を確認しましょう。

商品情報や使用方法は、以下の販売ページで確認できます。

まとめ

グリストラップ清掃にかかる費用は、清掃作業費だけではありません。

主な費用の内訳は次のとおりです。

  • 店舗スタッフによる日常清掃の人件費
  • 業者による全槽清掃の作業費
  • 吸引車や清掃機器の使用料
  • 油脂・汚泥の収集運搬費
  • 回収物の処分費
  • 排水管の高圧洗浄費
  • 夜間・休日の割増料金
  • 詰まりや逆流が起きた場合の緊急対応費

小規模な飲食店の全槽清掃では、1回1万~3万円前後で案内される例がありますが、全国共通の料金ではありません。

槽の容量、汚れの量、作業環境、地域、清掃範囲によって総額は変わります。

見積もりを比較するときは、清掃範囲、回収量、収集運搬費、処分費、配管洗浄、時間外料金を同じ条件にそろえましょう。

コストを抑えるためには、単純に清掃回数を減らすのではなく、食器や鍋の油脂を拭き取り、食品残さを排水へ流さず、日常清掃を続けることが重要です。

油脂や汚泥をためすぎると、通常清掃費より高額な緊急対応費、配管洗浄費、休業損失が発生する可能性があります。

1回の料金だけでなく、日常清掃の人件費や排水トラブルまで含めた年間総コストで比較しましょう。

参考・引用元